パル日記

2014.10.07

PEGチューブ対応のお洋服

PEG(ペグ)チューブというものを皆さんはご存知でしょうか?

人間では胃ろうとも言って、どちらかというとご老人の延命に使うイメージが強いのですが、わんちゃんや猫ちゃんにPEGを設置するときはちょっと事情が異なってきます。
いろいろな病気で口から食事することが難しくなったり、腎不全で脱水がひどくなったりした患者さんの生活の質を高めるために、補助治療として胃に設置することがよくあります。

飼い主さんでもちょっとトレーニングすれば自宅でお水や食事をスムーズに与えることができるし、苦い薬も直接胃の中に入れれるのでとても助かるアイテムです。
そしてPEGチューブのもうひとつの利点は、PEGチューブ用のお洋服を着せればエリザベスカラーをせずに過ごせることです。

ネットでも専用のお洋服屋さんが既にあり、『リンゴとみかんのお店(すいません、みかんとリンゴかもしれません)』というとこのお洋服がクオリティが高くよく利用するところです。
でも今回は、退院前にちょっと注文が間に合わなかったので、市販の犬用ポロシャツ+ファスナー付きポーチで自作してみました{#emotions_dlg.063}

この子は食事がかろうじてのみこめるかどうか、というくらい大きながんが口の中に出来ていて、外科摘出後PEGチューブを設置させていただきました。
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じつはこのパンダポーチの中にPEGチューブが格納されてます{#emotions_dlg.139}
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白いのがPEGチューブです
パンダポーチをまずお洋服に縫い付けて、さらにお洋服の間にチューブが通る穴を手縫いで作成してます。
PEGチューブからご飯をあげるときはファスナーを開ければすぐ!チューブが取り出せせます。
ファスナーが上についているポーチを使うとこがポイントです{#emotions_dlg.004}

フルフル